刀ミュ衣装についての感想と考察

服飾のプロ目線の刀ミュ衣装についてのあれこれ

2/1 追記【編集記事】壽乱舞音曲祭_二部衣装、祝賀礼服の感想と考察

壽乱舞音曲祭 刀ミュ 二部衣装 感想考察ブログ 

ミュージカル刀剣乱舞 壽乱舞音曲祭

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2/1・記事中のジャケットのキラキラボタンについて追記しました。
ご意見をくださった皆様、どうもありがとうございます!

暫定版ですが、全振り解説もUPしました。記事最後に追加しています。

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何回見ても圧巻の燕尾服。かっこいい!

えっ、何これ最高じゃない?

神々しさ漂ってましたね、神様だったわ。ありがとう。

上演時間変更の関係で残念ながら現地での観劇は1回になってしまいましたが、配信は気がつけば16回見てました。

だって家で見られるんだもん。全公演配信バンザイ!!

 

 一番最後に関連記事のまとめあり。

 

正礼装の燕尾服

さて今回の燕尾服がベースの二部衣装、#祝賀礼服とのタグがつきましたね。やっぱり礼装だった!!

実は、これまでの刀ミュでも燕尾服を意識したデザインの衣装はあります。加州清光単騎出陣2018のキラキラした衣装。めちゃくちゃかっこいいやつ。

 

後ろ裾が燕尾になっているので、燕尾服風デザインと言えます。(前からのデザインは燕尾服ではありません)

 

 

今回の祝賀礼服について。
こちらは完全に燕尾服ベースのデザインですね。
過去エントリで編集担当も触れましたが、タキシードと間違いやすいので再度おさらい。


 

 

そもそもタキシードと燕尾服の違いって??

 今回の壽乱舞音曲祭二部衣装は燕尾服がベースです。

これはタキシードじゃない!燕尾服なんだ…最上級の礼装なんだよ…!私がもどかしく感じているのがここの違いです

 

◆燕尾服

(画像・Amazonより引用)

 

礼装には序列があります。

 1.正礼装・昼…モーニングコート

  • 1.正礼装・夜…燕尾服(ホワイトタイ)←コレ!
  • 2.準礼装・夜…タキシード(ブラックタイ)
  • 3.略礼装・昼夜…ダークスーツ、ラウンジスーツ 

 燕尾服は夜の第一礼装。つま最上級の正装です。

正式晩餐会、舞踏会、レセプション、大使の信任状捧呈式に着用されるため、厳格な決まりがあります。

 

 

◆タキシード 

(画像・Amazonより引用)

  • 1.正礼装・昼…モーニングコート
  • 1.正礼装・夜…燕尾服(ホワイトタイ)
  • 2.準礼装・夜…タキシード(ブラックタイ)←コレ!
  • 3.略礼装・昼夜…ダークスーツ、ラウンジスーツ

 

タキシードは夜の準礼装

公式行事、披露宴、各種パーティ、音楽会、観劇の初日公演などに加え、広く夕食会において着用されます。

 

 

今回の祝賀礼服は?

(画像・Amazonより引用)

 

今回の祝賀礼服は、燕尾服をベースにアレンジしています。

今回の衣装は礼装と言いつつかなり大胆なアレンジを入れ各刀剣男士の個性を最大限に引き出した衣装になっているんです。

燕尾服の特徴・ルールは下記の通り。 

  • 燕尾型のジャケット
  • ジャケットの襟は拝絹(はいけん…艶のある生地)
  • 側章入りのズボン(両サイドに艶のある生地でライン)
  • 白ベスト
  • 白の蝶ネクタイ
  • 白のポケットチーフ
  • 黒のエナメルパンプス
  • サスペンダー(ベルトは使用しない)

 

厳格な決まりがあるんじゃなかったの?
アレンジしたら礼装じゃなくて、燕尾服風のスーツじゃない?と思いませんか?

 

今回の祝賀礼服は、重要な部分はきちんと残し

正装としての燕尾服を成立させているんです!!

 

 

前を閉じて着るタイプではなく、開けて着ている。燕の尾のように伸びた裾(だから燕尾服と言います。テールコートTailcoatとも)

ジャケットとズボンの形状は正式なものそのまま。形はきっちりと正式な燕尾服で、余分な飾りやアレンジをしていない。

シルエットを本来の燕尾服に合わせることで、
本来絶対になければいけないベストを無くしても正装感がきちんと出ています

 

おそらく着脱のしやすさや運動量を考慮しあえてベストを省略白いシャツを見せることで燕尾服らしさを保っています。 

 

総勢20振が並んだ2部冒頭の圧巻の様子は荘厳さすら感じさせますこれは最上級の礼装だからこそ為せる技です。(ボタンを閉じて着るスタイルのタキシードでは、おそらくここまで厳粛な雰囲気は出せないと思います)

 

つまり、刀剣男士らしさを最大限に出しつつ、絶妙の匙加減でアレンジをした超絶技巧の第一礼装なんです。

 

  • ベストなし
  • カマーバンド(燕尾服はベスト必須なので通常カマーバンドを着用しない・今回は厳密にはカマーバンド風デザイン
  • 色付きのタイ
  • 色付きのポケットチーフ

 

  

この四点がキシードのテイストのアレンジになっています。

タキシードも準礼装なので本来は決まりがありますが、着用シーンが多いため目的に合わせて自由度が高い。燕尾服はルールをしっかり守らなきゃいけないけど、タキシードはアレンジOKなんだそうです。

 

さらに舞台映えするような華やかなアレンジとして、以下がプラスされています。

  • ジャケットの片衿に桜柄生地を使用(刀剣乱舞らしさ)
  • 飾りチェーンで華やかさ
  • 裏地のカラー 

 

伝統の燕尾服にここまでアレンジを加えているのに礼装として成立している、

デザインの引き算と足し算が素晴らしい!! 

  

見てください、この最高にかっこいい衣装。
礼服としてのきちんと感の中に溢れる個性。

 

 

 

祝賀礼服のシルエットと動ける秘密

会場で見て、思わず息を飲んだのがそのシルエットの綺麗さ。
静止状態の斜め後ろからの姿がとても美しかったんです。

 

そもそも、正装の燕尾服は上下ともにゆったりとした形です。
最近のスーツに見慣れた人たちからするとダサいと思われがちな、ウエストがシェイプされていないジャケットと太めのパンツ。

 

ですが、祝賀礼服は普通にかっこよかったですよね。
ここが技術のポイントです。
今風にタイトフィットにしすぎると礼装からは外れる VS かっこいい刀剣男士にしたい

このギリギリのバランスの中で成立した奇跡的なバランス。

 

今回、いつもの二部衣装のような装飾(ブレードや肩章)はありません。
シンプルなデザインはシルエットの良し悪しがはっきりとわかます。

今回の祝賀礼装のシルエットはとてもきれい。

 

ジャケットの衿はピークドラペルという形です。この衿は形は決まっていますが、大きさには決まりはありません

 衿が大きいと幼く見えるし、小さいと体が大きく見えてバランスが悪くなります。絶妙なバランス!

  

私はシャープな印象を受けました。

服飾制作の経験から見ると、この衿のラインが2ミリ違うだけで印象はガラリと変わると思います。

衿と身頃のバランスがbestで若々しく見えます。
正装の燕尾服って伝統的な形なのではっきり言うと今風じゃないんです。それがこの祝賀礼服は今風なのに正統派礼服に見える!

 

 

 

さらに燕尾(後ろの長く伸びている部分)のラインがとても美しい。
ここは全身の出来を左右する重要なパーツです。ふっくらさせすぎるとダサいし細すぎると貧相に見えてしまいます。

一つ一つのパーツの細かなところまでこだわって作られているからこそ、全身がかっこいい祝賀礼服になっていると思います。

 

横から見ても後ろ裾のカーブが綺麗です。

 

 

 


そもそもあの礼装で宙返りとかクルクル回る激しいダンスとかできるのがすごくないですか?

ステッキ振り回したりバク宙したり……どういうこと?
めちゃくちゃ動けるのに立ち姿がきれいなジャケットってなんなの?!


想像してみてください。フィットしたジャケットはつり革につかまりにくい。
だからといってダボっとしたジャケットはかっこつかないですよね。

 

スッキリキレイなのに動けるこの祝賀礼服、一体どうなってるんだ!?と観察しました。

 


動けるのにきれいなパターンの工夫

  • 肩幅が通常より少し広く作られている(肩周りが動かしやすい)
  • 袖の脇下にマチが入っている(これにより腕を上げた時に裾が持ち上がらない)
  • 袖の二の腕部分は太め、肘上からはスッと細く通常の袖の形になっている
  • エストは余計なゆとりを入れない

   

肩周りだけ見るとワンサイズ大きいのかな?と思うようなゆとりを入れています。

蜂須賀の袖に出ているシワがゆとり分。鶴丸の肩が若干大きいのがわかります。

 

袖の肘から下とウエストを体のサイズに合わせてあるためジャストサイズできれいな程よいフィット感に見えます。 

これがきれいに見えて動ける工夫ではないでしょうか。(こちらのエントリにも記載あり)

 

 

ズボンは、本来の燕尾服ではゆったりとした作りですがこの祝賀礼服は程よいゆとりを持たせつつ、すっきりとしたラインに仕上げています。

あんなに動いても変なシワもなくピシッときれいなズボン、動きに耐えられる秘密は、ストレッチ生地を使っているからだと思われます。

 


たぶん製作過程でのフィッティングなどの制限も多い中、ここまで各男士にぴったり合わせた礼装を仕立てたのは本当にすごいです。

 

ミント:あー。その予想はそうかもしれないね。サイズがわからないと作れない、かと言って頻繁にサンプルを試着してもらえる環境じゃない。

かん:うん。感染症対策もあるし、各々他の仕事や稽古あるだろうから衣装のために長期拘束はできない。多分その間に身体が育ってしまったんだと思う。

ミント:育つ(笑)

かん:短期間ですごく体格が変わるんですよ、spiさん。相当身体づくりをしてるんだと思う。

それを考えると、試着があまりできない環境(想像)で、あれだけ各キャラがカッコよく決まる衣装を作ってくるの、本当にすごいよね…

ミント:作ってる間にサイズ変わるとかゾッとする。

かん:いや、ほんとに。技術がえげつない。

2021.01.19エントリより 

 

 

身長が同じでも体の厚みが違うとジャケットのパターンも変わってきます。

例えば日向くんと浦島くんは身長が同じくらいです。市販の既製服なら同じサイズでしょう。


でも体の厚みが浦島くんの方がやや厚いんです。そんなこと気づかせないくらいにピッタリサイズでしたね。
個々に合わせて調整をしてあるから、それぞれが綺麗なシルエットになっていると思います。

 

完全なフルオーダーメイドですよ!

お揃いの祝賀礼服だけど、個別にミリ単位の調整をしてるのではないでしょうか。(予想です。衣装解説本を出してください!)

 

 

 

シャツと裏地の工夫

シャツはおそらくストレッチ素材です。ですが、生地のストレッチには限界がありますので、パターンでも工夫がしてあります。


袖を太くして動けるシャツになっているのでは?
なんども出てくる袖まわりですが、ここが一番可動するし動きやすさのポイントです。

袖が太くて五分袖でしたね。ダボっとしてしまいがちなところを五分袖の袖口でちょっと締めることでルーズさを回避していると感じました。

 

 

ジャケットにはフェイクのシャツのカフスがついていて、きちんと感がありました。

ジャケットの袖口に見える白い部分は、シャツのカフスに見えるようにつけられたものでしょう。

 

 

そして上半身の裏地はメッシュ!

そりゃ暑いですよね、重ね着してあんなに踊ってるんですもん。
見た目だけじゃない動きやすさと快適さの工夫もされていました。

 

画像4枚目で明石の裏地がよく見えます。

やはり通気性の面ではメッシュ生地の方が涼しいのではないかと思います。

 

 

 

礼装なのにハーフパンツ

まずさ、礼装でハーフパンツにしようって発想が出てこないよね。

浦島くんと日向くんのハーフパンツ。
すっごくキュートでした。最高。天才。
二振りは戦装束もハーフパンツ丈です。そんなところから来たデザインかな?と思います。

 

そして衿元の大きなリボン!
この、ハーフパンツと大きなリボンによって、元気一杯の少年感が出ているんです。

こちら側のキャラへの思い込みだけでなく、衣装で作られるそのキャラクターの雰囲気

 

カテコで並んだ各キャストを見比べるまで、二振りの意外な身長の高さに気付きませんでした。 

画像4枚目。ハーフパンツコンビ。
ハーフパンツの裾がロールアップ風なのも素敵。

 

 

 


髪飾り

今回は戦装束の髪飾りがそのままでした。

 
 
 
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 三日月の髪飾りが戦装束と同じ。

  

 画像1枚目の戦装束と2枚目の祝賀礼服の帽子が同じ。

 

 

いつも素敵な髪飾りを楽しみにしているので、なんで???って初めは思いました。
きっとそこには理由があるはず。

で、たどり着いたのはこれは全体のバランスとして、遊ぶところ(タイ・チーフ・裏地の色、チェーン飾り)と正統派で残すところのチョイスから、そのままにしたのかなと思いました。

 

いつもの可愛い髪飾りも素敵ですが、戦装束の髪飾りもいいですね。
髪飾りはシンプルにすることで、ジャケットの飾りが映えます

 

ちなみに、着替え時間の短縮かな?と一瞬考えましたが、祝賀礼服から戦装束への着替えの時間、ビデオレターは約9分30秒でしたので、時間の問題ではないと考えます。

 

編集注釈>
20人がバックステージで距離を保ちながらいっぺんに着替えるとなると、ギリギリな気もします。キャストの他にスタッフもいるし、汗を拭いたり水分補給もあるかと思うので。

戦装束のグローブは二部衣装でもそのままのキャストが多いため、わたしは着替え時間の短縮のための意味もあると思います。(特に三日月は他のキャストよりも着替え時間がシビア)

 

 

 

タイとチーフと裏地、カラーリングの妙

ぽかんと見惚れたタイとポケットチーフ。そしてカラフルな裏地。

これの色の組み合わせがなんかもうすごいの一言です。

 

鶴丸は白、加州は赤いリボンにいつもの裏地にポケットチーフは赤で来るのかと思ったら安定とお揃いの白!

 安定と加州は色違いのリボンとお揃いのポケットチーフ

 

 

江はお揃いの緑の裏地だけどタイが個性的だし……

 江はタイとポケットチーフがカラフル。

 

 

 

対や同じにするところとしないところ。
各刀剣男士に合わせる色の選び方がとても素晴らしかったです。


タイの形もそれぞれで、篭手切と松井、日向と浦島、がリンクしてるのは素敵でした。
桑名は凝った形だったし、豊前は二色、三日月はダブルでしたね。
全振りは解説記事の方をぜひ。(作成中!)

 

おそらくですが、このタイは全て一つずつ作っています
市販品でここまでのバリエーションはまずないですし、あまりにもキャラにぴったりすぎる。
蝶ネクタイは色だけでなく形が何種類もあるしリボンだって選択肢はたくさんあります。

 

このキャラにこの色のこの形と決めたのでしょうが、

無限大の組み合わせからベストチョイスしてきてますよね!

 

 

特に目を引いたのは村正。
レースにベロアのリボン型のタイを重ねて、ポケットチーフと裏地はパッションピンクに黒のレース柄っぽい生地。
衿元に高貴さ、裏地とチーフに妖艶さを感じました。村正にぴったりじゃん!!

 

 
 
 
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シャツと同色の白で控えめながら、たっぷりの分量のレースがきいています。

 

 

 

もう一振りは篭手切くん。
ベロアリボンがキャラ色じゃなくて黒だったところに驚きと良さを感じました。黒にすることで可愛らし過ぎず、メガネと色があっていることでしっくり馴染んでいました。

 

可愛いのにそれだけじゃない。脇差のおそろしさ…(沼という意味で)

リボンのひもの部分が凝っています

 

 

あとね、兼さんの裏地に鳳凰いるでしょ。あれなに?なにしちゃってんの!かっこいい!!

しかもステージでは見えにくくていつヒラッと見せてくれるんだろうってドキドキ期待しちゃいましたね。見えないところでオシャレするってほんともう兼さん!!

 

画像2枚目、裏地の鳳凰が見えます。

 

 

 

お洒落は足元から。全振違うシューズ!

とりあえず初見でぎゃーってなった靴。

一目で気づいたのは鶴丸の白、蜂須賀の茶色。
さらに目を凝らせばグレーとか……白黒のコンビまで!!!

 

しかし配信ではほとんど見えず、現地からの報告に言葉を失いました。

 

…全振り違うとかってある?

黒のエナメル履いておけば合格点のところを、あえて全振り変える?!

そのこだわりにありがとう。

 

今回は祝賀礼服でみんなお揃いの衣装でした。個性を出せるところはタイとチーフと裏地のみ。そこに靴が加わってトータルコーディネートがすごい。

靴がほとんど映らないのがもったいない!!!

 

安定と篭手切の白黒コンビシューズは仰天したしめちゃくちゃ可愛かったです。

 

 

 

2/1追記・ジャケットのキラキラボタンは四振り

「蜂須賀のボタン、キラキラしてない?」
「!? 確認してくる!!!」

と現地組と連携を取り判明したキラキラボタン。

  

ボタンがキラキラしている刀剣男士は、蜂須賀・兼さん・小狐丸・村正でした。
燕尾服のボタンは共布のくるみボタンが基本。それに倣って他は目立たないボタンでした。

 

なのになんで四振りだけキラキラにした?!?!


前半(村正登場前)、この三振りだけ違うのはなんでだろう?特別感?なんて書いたところ、「長髪だから、髪の絡まり防止ではないか」との意見をいただきました。なるほど!!

 

f:id:pmintgreen:20210127012500j:plain

質問箱より

 


そして村正もキラキラボタンで長髪。
でも、ただ髪の毛の絡まり防止にするだけならキラキラさせる必要はないよね?とも思いました。
薄くて絡まらないボタンはきっと他にもあるし、ボタンのつけ方を工夫することもできます。
だから、キラキラさせたことにはやっぱり特別にキラキラさせたかった理由があるのかなあ…とも思います。

 

(2/1追記)---------------------

「ボタンではなくパーツ縫いつけ」との情報をいただき、写真を拡大し確認したところ、確かにパーツを縫い止めてありました。ご意見の考察にも膝を打ちました。

壽乱舞音曲祭 衣装 キラキラボタンの秘密 質問箱回答

質問箱より。1/30回答済み。どうもありがとうございます!

 

 

ビジューパーツをボタンに見立てるという発想がすごいです。

 

 

 画像3枚目、拡大するとパーツが縫いつけがわかります

 

 

 

また、胸のチェーンの石についてもご連絡をいただいていました。

刀ミュ 壽乱舞音曲祭 二部衣装 チェーンのストーン縫い付け

質問箱より。1/30受領分(回答漏れがありました、大変申し訳ありません)

 

 蜂須賀のチェーンの石が縫いつけになっています

細かいけれど最高のパフォーマンスを支えていることの一つかもしれません。

キラキラボタンについての追記ここまで -------------------------

 

 

 

 

さらに、ジャケットの後ろベルトのボタンは村正は付いていないんです!これは髪の毛の絡まり防止?!

ベルトの窪んでいる位置に他の刀剣男士はボタンがついています。

 

 

この写真のあと、再ライブ配信で長髪組の後ろ姿を目で追ったのですが確認はできませんでした。 (ほかの長髪組にもベルトのボタンはなかったとの情報をいただきました。編集担当がディレイで確認したところ、4振りともボタンがないことを確認できました。長髪組の絡まり防止と考えて良さそうです。2/1追記)

 

 過去に、天狼傳初演で髪の毛の絡まり防止(推測)のためにスタッズの上にメッシュがかけられていたことがありました。

刀ミュ 天狼傳 二部衣装 兼さん 第二形態

提供写真:匿名希望様より



細かい気遣いと工夫ですね。今回も絡まり防止の可能性が高いと思います。

  

正解は作った人だけが知っている……

 

 

  

やっぱりすごい、刀ミュの衣装

毎回素晴らしい衣装だけど、それぞれどんな工夫があるんだろう?

そもそもどんな風に依頼されるの?
本編のストーリーは二部衣装デザイン前に知らされるの?その場合はデザインで意識するのかな?
今回は洋装で!とか言われる?

デザインの発想はどこから生まれるんだろう?決め方は?

いつも刀剣男士にぴったりな衣装デザインだけど、キャラの掘り下げってどうやってやってるんだろう?ゲーム台詞?

生地選びは見本帳から?お店にも足を運ぶこともある?

フィッティングは平均何回?一番大変だった衣装は何?

 

と、知りたいことは山のようにあります。

 

そういう作製秘話とかも載った写真集待ってます!

 

  

 

 

さて、壽乱舞音曲祭の記事はまだ続きます。

次はもうちょっと突っ込んだ衣装についての話や掘り下げ(対談)か、全振りの細部図解・前篇(後編で靴のみの紹介)かな。

過去の関連記事はこのエントリの一番最後にあります。

 

 引き続きよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

2/1追記--------------------------------------

全振り図解(暫定版)UPしました

時間切れのため暫定版ですが、21振りの図解をUPしました。ディレイを見てわかった部分が未反映なので、一部修正が必要な箇所がありますなるべく早めに完全版をUPしますので、もう少々お待ちください。

ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。

 

追記ここまで--------------------------------------

 

 

原文:ミント( id:pmintgreen / Twitter @peppermint_112)

文章・編集・画像加工・監修:かんそうぶん( id:Bn295 / Twitter @kansouBn)

 

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