いろんな意味で衝撃的な阿津賀志山異聞 2部衣装
「一作目のデザインがこれって大丈夫ですか?」
━━━大丈夫というのは、すごいという意味ですか?
うん。ぶっちゃけ自分なら断りたい仕事だしできない自信があります(同列に語るのはおこがましいけど)。いやマジで、待遇良くても逃げたい案件ですよこれ。求められている条件が厳しすぎる。
一作目だから気になるところもあります。でも農本さんのセンスの良さは初めから遺憾なく発揮されてると思いました。農本さんありがとう!こんなに素晴らしいお衣装を作ってくださってありがとう!引きうけてくれてありがとう!!
━━━気になるというのは、具体的にどんなところ?
衣装自体の完成度、縫製やシルエットかな。 一番初めに見たときは、正直どこに(縫製を)発注したんだ!?と思いました。
私は「らぶフェス2017」「つはもの」を生で観た後に過去作を見たんです。だから一作目の試行錯誤の跡が特にわかりやすかった。
━━━なるほど。あとで詳しく聞かせてください。装苑を読んで、デザイナーの農本さんへの印象が変わったと言ってましたよね
うん。装苑2018年9月号の特集を見てびっくりして。舞台やライブ衣裳デザイナーじゃないのに、こんなデザインをするの!?嘘でしょ!?センスがすごい、いい意味でやばい出来だな!?と思いました。
農本さんの経歴を見たところ特に何も載っていないから、当時はいち企業デザイナーだったと思うんです。例えば、装苑賞*1なんかを取ってたら、経歴欄には絶対書かれるはず。
自分の専門分野じゃないライブ衣装。
運営さんの命運と予算をかけての「阿津賀志山異聞」
一作目でこれ。やばい。
- かっこいい
- 踊れる
- 引き抜きを使った衣装チェンジ
これらをクリアしつつ『キャラクターらしさ』もきちんと表現してる。
━━━見た瞬間にどのキャラかわかりますもんね。戦装束とは全然違うデザインなのに
ただ戦装束をなぞっただけでは面白味がないデザインになる。
キャラクターを理解せずオリジナル解釈を入れると”そのキャラらしさ”がない衣裳になる。
刀剣乱舞のミュージカル化、歌って踊る2部衣装で一番大事なのって「そのキャラらしさを表現すること」だと思うんです。そこをしっかり押さえつつ、なおかつかっこいいのがすごい!
━━━衣装の好きな部分を聞かせてもらえますか?
いやもう好きなところしかないんですけどね!まずは、第一形態の黒のロングコートがやばい。さっきまで刀持ってた刀剣男士が黒のロングコートで出てきただけで叫ぶ。
(画像リンク・Amazonより)
基本のシルエットは共通で、それぞれちょっとずつデザインを変えてる。ウエストは絞って、裾はギャザー(ひだ、ドレープ)を多く使っています。コートの下半分は花びらのように何枚かのパーツでできていて、丈もあまり長くせずボリュームを抑えているので、足捌きの邪魔になりません。
だから裾が動きにあわせてひらひら揺れて、隙間から下に着た色がチラ見えします。
ちなみに今剣ちゃんだけはスリットがなく、短め丈のふわっとしたスカートっぽい作りです。
ボリュームのあるロングスカートでは踊りにくいと思うんですよ。それに、舞台の階段も丈が長いと危ない。つはものの髭切のコートは三浦君の身体能力があるからこそ着こなせたみたいなところあるじゃないですか。今回は第一作だし、踊りやすさも考慮してこの作りにしたのかなと思います。本当に上手!
━━━微妙に違うデザインだったり、裾からのチラ見えでそれぞれのキャラがわかるのは絶妙なセンスだと思います
黒いコートから覗く色味、ここ好き。
今剣ちゃん→青い布を重ねる
加州→裏地か重ねの赤がチラ見え
石切丸→大胆に片方の肩をばっくり出して第二のケープを見せている。
他のキャラも腰布やパンツがチラ見えします。
衣装に共通点を持たせつつ、細部を少し変えてそれぞれの個性を出しています。これは全作品の2部衣装共通して言えることだけど。その原点がこの黒のロングコートだと思う!
- 三日月…余計な装飾を省きつつ小さな金色の房で醸し出される上品さ
- 小狐丸…金色の大きな刺繍モチーフで豪華さ
- 石切丸…シンプルな中の優美さ
- 今剣…赤い紐とふんわりとした下衣で可愛らしさ
- 岩融…金のスタッズで力強さ
- 加州…エナメル素材とベルトでかっこよさ
少しずつ異なる装飾でキャラ立てをしてるところがすごい。その後のシリーズでも採用されている腰布や重ね布は、この時点からあったものなんですね。使い所の妙が素晴らしい…
━━━第一形態だけで好きポイントがすごい!第二形態はどうですか?
第二形態は個性爆発。トップスがこんなにカラフルなのに、並んでもうるさい感じがないのが不思議! シルエット・生地感(ツヤ、柄、織)・色味の選び方が上手だからでしょうか。
キャラクターの衣装は和洋折衷。加州だけ完全に洋風なのは戦装束からか来歴かな?
三条の皆さんは和と洋のミックス。と言ってもその割合はキャラにより様々です。 第二形態は洋風、第三形態は和風に寄せてる。
第二形態の三日月、石切丸はどっぷり和柄の布を使っていますが、今剣ちゃんと小狐丸は洋風。(岩融は岩融!って感じの柄ですね)
特筆すべきは今剣ちゃん。生地、装飾、ジャケットが洋風ですが、裾に刀紋と赤い房で和風要素が入ります。さらに、インナーに着た第三形態の着物衿が見えることで、雰囲気がグッと和風に変わる。和洋のバランス感覚が絶妙です。
ジャケットの裾から見える赤い縁取りのインナーもフリルみたいでかわいい。衿、裾、房飾りの「赤のきかせかた」が見事ですよね。差し色の使い方の巧みさは最初からあったんですね。
結果的に六振り全員を見ると、和と洋のミックスになる。これがおもしろい。
全員お揃いでデザインバリエーションをちょこっとだけつけることもできるでしょうが、それをしない。だってこんなに個性豊かなキャラだもの、ただのお揃いじゃつまらない。
一振りずつがそれぞれ独立して完成されたデザイン。だけど並ぶと統一感がある。
これは後の作品にもずっと繋がっている、上手だと思うところです。
第二形態のパンツはジョッパーズ型。
https://www.modalina.jp/modapedia/w/e382b8e383a7e38383e38391e383bce382bae383bbe38391e383b3e38384/(ジョッパーズパンツについて。参考リンク)
動きやすさと上下のバランスを考えてのデザインかな? 2015年当時、ダンスが踊れるほどのストレッチ生地でステージ映えする物ってあんまりなかったんじゃないかな。あったとしてもカジュアルなスリムパンツじゃこのジャケット、インナーに合わないからこの形にしたんだと思います。
ジョッパーズパンツの形は横張り型とそうでないものがあります。岩融は横張り型にしたかったのかな? 加州・三日月は太もも部分を全体的にボリュームを出した型を使っています。
この時は全体的にぎこちなさがありますね。あつかしはニッカポッカに近いとちょっとだけ思いました。(それでもかっこいいのはなぜだ!)
━━━ぎこちなさというのはどのあたり?
太もものゆとりが平面的というか、のっぺりして見えるんです。動いている時、太ももの前面が平たく見えます。不自然に横に張り出してるって言えばいいのかな。大げさにいうと提灯みたいに太もも部分が全体的に膨らんだ形の方がキレイだと思います。
源氏兄弟・加州単騎2107・巴さんと比べるとわかりやすいけど、キレイにできてると腿周り全体に膨らみがあります。
━━━後々の作品との違いはどこだと思います?
タックやダーツの入れ方の違いですね。平面の布を立体にするのには出来上がりをイメージしてパターンを引くんですが、あまり作らないものはボリューム感が難しいんです。ジョッパーズパンツは普通のお店であまり見ないですよね? 私も習ったけど、実際に仕事でパターンを引いたことはないです。それに、使う生地によってもシルエットは変わってくるし……
━━━第三形態の好きポイントは?
特に好きなのは今剣ちゃん!
すごい!かわいい!かわいいのにそれだけじゃない。肩〜二の腕をばっくり開けてセクシーになりそうなのに、元気なイメージしかない。全体的な露出の位置とバランスが上手。これはこの後のデザインでも発揮されていく露出のうまさだと思います。
逆に小狐丸はもうちょっとお腹隠してもいいかなと思ったんですが、それは私の中で小狐丸ってちょっと真面目なところがあるキャラという印象なので、見ちゃいけないけどキレイなおへそ…!見たいけどやっぱり見ちゃいけない、みたいな葛藤を引きこすんです。
衣装で「直視できない!でも見たい!」って感情を揺さぶるのってすごくないですか?「(キャラの)顔がいい!直視できない!」ってのはわかるんですけど。衣装とキャラのバランスでそんな風に思わせるってすごいですよね。
━━━聞いているとデザイナーの農本さんのすごさが伝わってきます
ここまででデザイン面での完成度の高さがわかると思います。高いです。
一作目でこのデザインの完成度(「ミュージカル刀剣乱舞」としての完成度)はすごい。やばい。
これは次も見たくなる。新規絵みたいなものですよ。キャラの新衣装です。
そしてあの度胆を抜く天狼傳へと続いていくんですね。
━━━天狼傳は再演も楽しみですよね。でははじめに話していた、気になった点についてはどうですか?
繰り返しになりますが、私は初めに観たのは「らぶフェス2017」です。でも衣装チェンジを知らなかったから見惚れて終わったんです。本公演は「つはもの」が最初。だからこそ1作目の努力や試行錯誤が伺えて、そこが気になったと前置きをさせてください。
━━━完成度が上がった7作目*2をはじめに観たからこその感想ということですね
そう!「つはもの」が本当に大好きで。 「つはもの」は推しキャラ膝丸が出ているのを差し置いても大好きなのと、メンバーが「あつかし」と被ってるじゃないですか。初めに見たものが基準になっちゃう、みたいなことで比べてしまうのかも(笑)
一番気になったのは縫製。でもね、縫製ってすごく難しいんです。
お店で売っている普通の服は工場で作られています。熟練の工員が専用のミシンを使い、決められたパーツを決められた工程で次々に縫っていきます。同じ服がどんどん作られていく様子はまさに工場です。工業製品のようにきっちりと全部完成された状態で仕上がります。
ではこのお衣装は?というと、1着だけですよね(予備があっても3,4着?)。
そして一作目ということは全てが未知、つまり手探りで作り上げた衣装です。作ってみる、着て踊ってみる、動きにくいから修正する。その繰り返しだったと思います。
大量生産じゃないから、スタッフが一着ずつ会社で縫製したんじゃないかな。会社で縫製をしたなら、縫うのは熟練の工員ではありません。アパレルではサンプル作製としてよくある光景ですが、パタンナーかデザイナーが縫ったんだと思います。職業用のミシンは家庭用ミシンよりパワフルですが、やっぱり差は出てきてしまう。
━━━縫製の専門職以外の方が縫ってたんじゃないかと。大工じゃなくて、インテリアデザイナーと建築士が家を建てたみたいな?
うん。普段設計図を書いたり模型を組み立てたり、内装デザインを担当する人が家を建てた感じかな。実際はどうかわからないからこれは予想ですけどね。
お店で売っている普通の服は、すでに完成した型紙(パターン)から布を切り出して大量生産します。じゃあその型紙はどう作るのかと言うと、仮の布で組み立てたり縫ったりして、シルエットや構造、着やすさを確認しつつ作成します*3。
このお衣装はそういう作り方をしたのではと思います。
ほんと、縫製って難しいんですよ!パターンも難しいんですけど。課題や学校のショーで何度もやり直しになった経験を思い出しました。
特にコート。合皮は針穴が目立つから縫い直しができないし、エナメル生地は縫いづらいし…!すごく大変だっただろうな〜と勝手に共感して、初めの方は見てると胃が痛くなりそうでした(笑) 今剣ちゃんの第三形態の薄布も相当縫いにくそうです。
━━━型紙の作り方について考えたこともなかったです。使う素材も生地も多いと一筋縄ではいかない作業でしょうね
もうほんと、よく作ったなぁ〜と感心します。その試行錯誤はシルエットにも現れてて。
https://www.suruga-ya.jp/product/detail/G3055708 (参考画像・岩融第一形態)
第一形態のコートの肩の、袖付けの部分に中に折り込んだ生地が見えます。同色のベストを着ているようにも見えるところです。これは肩周りのゆとり分を確保するための作りだと思います。
イメージしてください。ノーストレッチのタイトなスーツでは、手をあげたら肩も裾も持ち上がってみっともない。そもそも両手が上がりません。
さらには、脱いでいくことで衣装チェンジする「引き抜き」。バクステに戻って着替えはできません。三形態全部重ね着です。
インナー、ジャケットの上からコートを着たら…? 想像しただけで動きづらいのがわかりますよね。でも動けなきゃいけないし、踊れなきゃいけない。
第二形態も肩周りのゆとりが多めなのは”動けるように”という理由からでしょう。
ぶかぶかではカッコつかないけど、動けなきゃいけない。このせめぎあい。
自分がこのオーダーをされたらと考えると発狂しそうです。やっぱりすごい。
━━━重ね着をしてるはずなのに、ぶかぶか感があまりないのがすごい! 今剣はシュッとしたイメージがあります
肩〜袖下のあたりはゆとりを多めにとって動きやすい作り。ウエストはぐっと絞ってスタイルがキレイに見えるように工夫してあります。 ベルト飾りが後姿のデザインのポイントになっていて、単調さを回避している。さらにウエストマークすることで細く見えます。
━━━確かに!この写真でも脇のあたりのゆとりがよくわかります
動きやすい工夫は他のキャラにも施されてて。岩融の背中心には腕・上半身を動かしやすくするための「アクションプリーツ」が入っています。これは作業着などにもよく入っている要素です。
━━━衣装のポイントになっていてむしろかっこいいのに、そんな機能があったとは!
自然に見えるのがすごいですよね。アクションプリーツといえば、加州の後身頃も見てください。
背中心、岩融のアクションプリーツと同じ位置が縫い付けてあります。
「背は切り替えず、一枚仕立てにします。これは、パフォーマンス中に負荷がかかる背中心が破れないための工夫」(装苑2018年9月号より)
このインタビューから考えると、アクションプリーツ に負荷がかかって破けそうになったことがあって、補強したのかな?と。(ちなみに天狼傳では、まだ背中心に縫い目とアクションプリーツが入っています。)
━━━閉じてる方がスマートな感じで加州っぽいですね
縦の二本の縫い目にも注目です。通常はAの切り替え(縫い目)で服のシルエットを作ります。Bは後から足したんじゃないかな。
普通、この近い位置に長いダーツは入れないんですよ。レディースだとバストとウエストの差があるので二本ダーツで体に沿わせることはありますが、メンズはダーツでウエストを絞ることはまずありません。
この衣装の場合は胸囲のゆとり、つまり動きやすさを充分に確保しつつ、シルエットをキレイにするためにウエストを絞ってたからダーツが二本になったのかと思われます。
工夫と修正を繰り返していますね。ちなみにあつかし初演の時点で加州のアクションプリーツ自体がありません。
━━━この衣装の変遷や進化は、靴がわかりやすいですよね
(阿津賀志山異聞のブロマイド 参照)
レッスンスケジュール的な意味と納期的な意味からでしょうか、スニーカー+脚絆(すね当て)でブーツ風です。これは真剣乱舞祭2016でブーツに変わっています。このあたりからもあつかしの衣装はいろんな面で試行錯誤だったのだなあと思いました。
ミュージカル『刀剣乱舞』 ~真剣乱舞祭 2016~ [DVD] DVD
ミュージカル刀剣乱舞 真剣乱舞祭2016 彩時記 (ミュージカル『刀剣乱舞』) | ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
(映像・彩時記にてブーツは確認可能)
(ただしブロマイドはソールが白いスニーカー+脚絆でブーツ風に見せています)
━━━衣装のデザイン変更で特に目立つのが加州。アニメイトの展示にもびっくりです
これはブログを書くにあたり、ふたりで驚いたところです。
衝撃、破けてる!
袖付けのところが大きく破けています。ダンスの動きの激しさとそれに耐えうる衣装にすることの難しさが表れています。
展示するなら補修しないの?とちょっとだけ思いましたが、こんな貴重なものを見る機会はまずないありません。そのままを出してもらえたのがうれしい!
もう一点、この右袖の縫い跡はなんでしょうか?
確認したところ、2016年の阿津賀志山異聞では腕章風飾りは右袖(向かって左側)についていました。 しかし真剣乱舞祭2016ではその飾りが左袖、つまり逆になっています(下記画像参照)。
なんてことでしょう。腕章風の飾りが移動しましたね。それの跡がこの針穴かと思われます。
現行デザインはこちら。
ぜひ、阿津賀志山異聞の映像と真剣乱舞祭2016の映像を見比べてみてください。加州の腕、違います。腕章を左袖にし、赤黒ダイヤ柄を左に寄せたデザインに変更したことで、右脇の下のタブ飾りが目立ちます。
些細な(というには面積は大きいですが)デザイン変更もしていたんですね。ステージ上でどんな風に見えるかも模索していたのかもしれません。
あとね、紋のプリント薄いですよね。今は箔プリントというかキレイな金色でバッチリ入ってるんですが、この時はアイロン転写とかそういう手作り感があります。岩融のフードの紋もちょっとごわついています。
そんなところも一作目の模索を感じました。
━━━コスプレイヤーだと気付いた方も多いかもしれませんね。トライアル公演の衣装レプリカ展示(2015/11/4〜2015/11/8)と比較をするとおもしろい
加州の第二形態のジャケットは、トライアル、あつかし、本丸博(真剣乱舞祭2016後)で異なるところがたくさんあります。どれも小さな部分なんだけど、よく見るとかなり違う。
━━━10箇所以上は違いがありましたね
この辺りもブログで書きたい! 読んでいる方も、変更点に気づいたら教えて欲しいです笑。
…しかし、刀ミュは一公演あたり何着を試作したり、アップデートしてるんだろう。
━━━みほとせでは公演中に髪飾りが変わってましたね。完成したら終わりじゃなくて、細かく修正を重ねていそうです
替えが何着あるのか、どんなふうに衣装のデザインを詰めて行っているのか、この辺りの制作秘話をデザイナーさんや衣装チームに語ってほしいですね。
そして衣装展や写真集、設定資料集を出して欲しい!!見ればみるほど努力と素晴らしさに打ちのめされます。
かっこいい刀剣男士がかっこいい服着たらかっこよさ何万倍だよ……ありがとうありがとう。
阿津賀志山異聞には全ての原点がありました。
語り手、原文:ミント( id:pmintgreen / Twitter @peppermint_112 /聞き手、編集、文章:かんそうぶん( id:Bn295 / Twitter @kansouBn)
元画像提供:アズサさん(@face_star)、匿名希望、かんそうぶん(@kansouBn)/画像加工:かんそうぶん(@kansouBn)
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